男シリーズはいよいよ中盤を迎えた(何じゃそりゃ!^^)。毎年応募作品の、恐らく八割以上が男性サラリーマンによるものだから、男性寄りの作品が多いことは合点が行くのだろう。川柳の場を借りて愚痴こぼしたり文句言ったりする本人たちは次の日となればまた元気な顔で会社に出るのであって、決して途中で投げ出したりしないのが男の躾けなのである。サラリーマンは風雨に晒されても打たれ強い人でないと勤まらないのである。
サラリーマン 背広とパジャマで 用が足り(島 耕作)
読み方:さらりーまんせびろとぱじゃまでようがたり
sayen注:白领上班族,只要有西服和睡衣就OK了。
西服上班穿,那是白领们的工作服。睡衣夜里穿,有这两样东西就能活了。说得相当概括,没说要吃饭要洗涮,那都是鸡毛蒜皮的小节,换句话说,当白领除了白天上班就是回家睡觉,其他一概不要!(^^)「用が足りる」=解决问题了,其他不需要了。这个「用=よう」也是极其精炼的一个词,「何か用?」=有什么事吗?「用を足す=ようをたす」说的则是解手了。
作者「島耕作=しまこうさく」借用的是闻名的长篇漫画「課長島耕作」的主人公名字,细致又戏剧性地描绘了白领上班族的典型生活和理想,是一部人气经久不衰的优秀作品。借用其名表达具有代表性吧。
そっと起き そっと出掛けて そっと寝る (やさしい夫)
読み方:そっとおきそっとでかけてそっとねる
sayen注:轻轻地起床,蹑手蹑脚地出门,悄悄地回来睡觉。
正像作者名提示的那样,一个体贴的好丈夫。三个そっと的排比道出了女人希望怎样的模范丈夫,不求帮着洗衣做饭,只要不影响家人的美梦就OK了,可能这样要求简朴的老婆对上班族才合适吧?其实这里想表达的并不是老婆慵懒或对丈夫严肃才害得老公跟做贼似的,而是白领们早出晚归生活习惯的一种写照。早出门或许为的是坐轻轨有个座,路远可以迷瞪一觉。晚归就不肯定全是加班了,各种交际应酬都在晚上发生。天长日久与正常作息工夫的妻子就产生了时差,互相不干涉对方的习惯最好,省心省时省力。