意味不明ローマ字標識 英訳に
不知所云的罗马字路标将改头换面?
道路の案内標識のアルファベット表記の中に、日本語の読みをローマ字で記しただけで、外国人には意味が伝わらないものが多く見られることから、国は、7年後のオリンピックを見据え、英語に訳すなどして案内標識の意味が分かるよう改善することを決めました。
全国道路指示牌的英文标识多是将日语读音写成罗马字,老外看了也不明白。为迎接7年后的奥运会,政府决定对做出改善将路牌译成英文,让老外能够看得懂。
道路の案内標識のアルファベット表記は、27年前の昭和61年に本格的に始まりましたが、日本語の読みをローマ字で記しただけのものも多く、外国人から、意味が分からないと指摘されています。
道路指示牌的英文标记正式始自27年前的昭和61年(1986),其中多为日语读音的罗马字标记,不少外国游客表示不知其所云。
都心でもこうした表記が目立ち、例えば「六本木通り」は、道を意味するアベニューやストリートなどの英語を使わず、単にロッポンギ・ドーリとローマ字で表記されています。
东京市中心此类指示牌也引人注目,如六本木通り就没用avenue或street等英语说法,而单纯用Roppongi dori的罗马字标识。
また、東京・霞が関の「財務省上」の交差点にある案内標識には、ザイムショウ・ウエとだけローマ字で記され、財務省の英語名は書かれていません。
另外,东京霞关的财务省上这个十字路口的指示路牌上,赫然印着罗马字Zaimusho ue,连财务省的英文都没写。
このため、国土交通省は、11日、7年後の東京オリンピックを見据え、英語に訳すなどして案内標識の意味が分かるよう改善することを決めました。
東京だけでなく各地に、海外から観光客を呼び込むため、拠点となる全国のおよそ50の地域を中心に、国が管理する道路の案内標識を改善するほか、各自治体が管理する道路についても改善を求めています。
因此为迎接7年后的东京奥运,11日国土交通省决定更换准确的英译路标以作改进,让外国游客能看懂。为吸引海外游客到访东京及其他各地区,除对政府管理的道路指示牌做出改善,也要求以全国的约50个地区为中心的各地方政府对其辖下道路做出改善。
例えば東京の「国会正門前」は、今は「コッカイ・セイモン」とだけ記されていますが、英語で国会と正門を意味する「ナショナル・ダイエット・メイン・ゲート」と、アルファベットで表記することにしています。
比如东京的国会正门前目前标识为Kokkaiseimon,将更正为国会和正门的准确英文:National Diet Main Gate。
国土交通省によりますと、アルファベット表記を採用した際、日本語読みと英語に訳した場合の2つのケースを混在させて例示したため、こうした混乱が起きたということで、今後2年ほどかけて改善を進めることにしています。
据国土交通省透露,当年启用英文标识时,同时以日文发音和英文译文两种标识为范例,以至于产生了今天的混乱,今后将用两年工夫推进改善。