夏野菜の代表であるきゅうりとトマト。
夏季时蔬代表者黄瓜、西红柿。
サラダには欠かせない食材だが、実は食べ合わせ的にはイマイチ。きゅうりには、ビタミンCを壊してしまう成分(アスコルビナーゼ)が含まれるためだ。
黄瓜和西红柿都是制作色拉必不可少的食材,但其实这两个食物搭配在一起并不完美,因为黄瓜中有种破坏维生素C的成分(维生素C分解酶)。
とはいえ、きゅうりとトマトを一緒に食べたからといって健康を損なうことはない。また、アスコルビナーゼは熱や酸によって働きが失われるので、サラダにするなら酢を使ったドレッシングや、レモン汁をかけるようにしよう。
话虽如此,但也不是说同食了黄瓜和西红柿就会损坏健康。另外因为维生素C分解酶遇酸、遇热后会失去分解作用,所以若要做色拉的话可以浇点含有醋的色拉调料或柠檬汁。
ただし、きゅうりもトマトも体を冷やす食材でもある。冷えが気になる人は、摂り過ぎに注意を。
但是黄瓜和西红柿都是降低体温的寒性食材,在意寒症的人注意不要过多摄取。
カレーを一晩寝かせるなら、必ず冷蔵庫で!
过夜的咖喱一定要放到冰箱里!
前日に作ったカレーを、鍋に入れたまま翌日まで放置… 意外とやっている人が多いのでは。
前一天做的咖喱就这么放在锅里一直到第二天...有点意外的是很多人都这样做。
火をしっかり通しているので安心だと思いがちだが、実はここにも危険が。それが「ウェルシュ菌」だ。ウェルシュ菌はごくありふれた菌で、少量であれば口に入っても問題ない。だが、大量になると下痢や腹痛を招くことがある。
因为已经用火加热过了,所以很容易感觉没问题。实际上这里也含有危险因素,那就是“产气荚膜梭菌”。产气荚膜梭菌是种十分常见的细菌,少量的话即使进入口腔也没有问题。但是,若量大的话会招致腹泻、腹痛。
ウェルシュ菌が増殖するのが、43~47℃程度の酸素が無い環境。まさに、カレーやシチューがゆっくり冷めていく間に当てはまるのだ。
产气荚膜梭菌的繁殖需要温度在43~47℃间无氧的环境,而咖喱、炖菜慢慢冷却的期间刚好是与之适用的。
ちなみに、ウェルシュ菌は10℃以下では増殖しない。カレーに限らず、作りおきした料理は常温で放置せず、必ず冷蔵庫で保存を。食べる前に再加熱することも、食中毒の予防に効果的だ。
顺便说一下,产气荚膜梭菌在10℃以下无法繁殖。不仅是咖喱,不要把事前做好的饭菜放置在常温环境下,一定要放入冰箱保存。食用前再加热一下还有预防食物中毒的效果。
刺身のつまは理にかなっているのだ。
生鱼片的配菜是有其道理的。
6~10月頃までは、魚介類の生食が原因での食中毒の発生率も高い。では、食中毒に注意しつつ、美味しくいただくにはどうしたらよいのだろう。
6月到10月为止由于生吃海鲜产品而导致食物中毒高发。那么怎样才能既注意避免食物中毒又能享受美味呢?
基本は、購入したらできるだけ早く4℃以下で保存すること。魚介類に多いビブリオ菌は、4℃以下の環境で増殖できなくなるのがその理由。
最基本的就是购买后尽快保存在4℃一下的环境里。原因是海鲜类含有很多的弧菌属,但在4℃以下的环境无法繁殖。
さて、刺身にはほとんどの場合、わさびや青じそなどといったつまが添えられている。これらの薬味は、風味だけでなく、食中毒の予防にも一役買っている名脇役だ
生鱼片的配菜多为芥末、绿紫苏。这些佐料不仅增加了风味,对于预防食物中毒也起到了十分重要的作用,是生鱼片的有名配角。