春節期間中、独身の人々は周囲から結婚を急かされたのではないだろうか?もし、それによる鬱憤がたまっているようなら、日本ドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」を見てみるといい。同ドラマは、周囲から結婚を急かされる男女の物語だ。29歳のリケジョのエリート公務員・藪下依子と35歳の「高等遊民」を自称する引きこもりのニート・谷口巧はそれぞれ異なる原因から恋愛ができない。お互いに好きでないのに、単に結婚をするためだけに重ねられる風変わりなデートや2人の恋愛と結婚に対する常識離れした考え方に、笑いがこみあげてくるはずだ。同ドラマの初回視聴率は14.8%で、今期ドラマの初回放送の視聴率1位を記録した。
在刚过去的新春假期,各位单身的朋友有没有遭遇逼婚?如果觉得郁闷,可以看看正在热播的日剧《约会~恋爱究竟是什么~》。该剧述的是被周围催婚的男女之间的故事。29岁的理科精英公务员薮下依子和35岁自称“高等游民”的啃老族谷口巧,怀抱着各自的原因,展开了“不谈恋爱,只要婚姻”的奇葩约会,他们对于恋爱和婚姻的“毁三观”理解,应该能让你会心一笑。该剧在日本的首播收视率为14.8%,是第一季度的首集收视冠军。
【奇葩剧情】
ヒロイン 強迫神経症のリケジョ
女主角:有强迫症的理科女
「デート」は、典型的な「結婚できない人々」を描いた物語だ。リケジョとニートという身分を持つこの男女の物語は、結婚に行き遅れたいい歳をした男女とそれに至るさまざまな変わった理由が描かれる。視聴者は自分がどのタイプなのか、ドラマの中の人物と照らし合わせながらドラマを楽しむことができる。
《约会~恋爱究竟是什么~》将故事聚焦在典型脱单困难群体——“理科女”和“死宅男”的身上,可以说这对男女的故事,几乎囊括了大龄单身男女被“剩下”的种种奇葩原因,各位可以对号入座,看看自己是否有类似的奇葩属性。
日本の人気女優・杏が演じる藪下依子は、強迫神経症を持つ乙女座のリケジョ。東京大学大学院数理学科を卒業したエリート公務員で、数千万円の貯金を持っている。しかし、この完璧な経歴を持つ藪下依子には、一風変わった癖がある。毎日の生活パターンは、まるでロボットのように固まっている。曜日ごとに食事の内容も決まっていて、日曜日には蕎麦、火曜日は野菜のみ、水曜日はチキンカレーを食べる。重度の強迫神経症患者であるほか、人との交流やコミュニケーション能力にも欠けている。恋愛IQはほぼゼロに等しい。デートの経験にいたっては、「中学の時に同級生と毎週2回一緒に下校し、高校の時、クラスメートと2度映画を見に行った。ボランティア活動で知り合った男子と一緒に掃除を6回も行った。大学の時、同じ研究室の男子学生と毎晩のように問題を議論して夜を明かした・・・」と語っている。
由日本人气女星杏饰演的薮下依子,是一名集处女座、强迫症等属性于一身的“理科女”,毕业于东京大学硕士理科,现是一名公务员,拥有数千万日元的存款。不过,在这些完美属性包装下的她,却拥有一系列“怪癖”,生活如同机器人般按部就班——每周有固定的食谱,周日固定食谱是荞麦面,周二只能吃蔬菜,周三只吃咖喱鸡……除了是重度强迫症患者外,薮下依子还缺乏与人交流和沟通的能力,情商可以说几乎为零,说到自己的约会经历,她的总结是:中学跟同学每周一起回家两次,高中的时候和同学看过两次电影,与在志愿者活动认识的男生一起打扫过6次,大学的时候跟同学无数次在研究室讨论学术……
男性主人公 引きこもりのニート
男主角:当啃老族的死宅男
同様に、長谷川博巳演じる男性主人公の谷口巧も変わり者の中の変わり者で、35歳になるまで一度も仕事をしたことがない。これまでずっと母親の稼ぎにたより、自宅に引きこもって暮らしているが、自身は「高等遊民」の生活スタイルだと自負している。長年2次元の世界にはまっている谷口巧は、重度の対人恐怖症を患っており、終日部屋に引きこもって漫画や小説、映画を見続けている。2次元の世界の女神たちを見慣れているせいで、現実の女性には基本的に満足できないというオタク青年の幻想から、35年間1度も恋愛経験がない。
同样,长谷川博己饰演的男主角谷口巧,也是奇葩中的战斗机,35岁高龄的他没有找过一份工作,一直靠妈妈在家里当“啃老族”,还自诩这为“高等游民”生活方式。长年沉迷在二次元世界的谷口巧,患有重度“社交恐惧症”,终日把自己关在家里看漫画小说和电影,看惯了二次元世界的女神们,现实中的女生根本满足不了他的宅男幻想,35年来从来没有谈过对象。
しかし、この世の中、いい歳をして結婚をしていない男女は、目上の人たちから結婚を急かされる圧力から逃れられない。藪下依子は親への思いから、自分を心配してくれる父親を安心させ、死んだ母親が残した言葉を実現させるために結婚相手を探そうとする。一方、谷口巧は長い間寄生してきた母親の稼ぎがいつ途絶えるかわからない状態になり、新しい寄生先を探そうとする。そこで、恋愛経験のない変わり者同士が、「恋愛をしないで、結婚という契約をする」ためにデートを重ねていくのだ。
不过在这个世俗的社会,大龄剩男剩女还是逃脱不了长辈们催婚的压力。薮下依子出于孝心,想找个伴侣,好让关心自己的父亲对死去的妈妈有个交代,而当惯了“啃老族”的谷口巧则因为妈妈这张长期饭票有可能随时挂掉,而急着为寻找新的饭票,于是,这对没有恋爱经验的奇葩开始了“不谈恋爱,只要婚姻”的另类约会。
【奇葩对白】
普段いろいろな親戚たちからの「彼氏・彼女がいるのか?」「いつ結婚するのか?」という問いに対し、多くの独身者たちは反論できずにいるのではないだろうか?
面对七大姑八大姨“有没有对象”、“什么时候结婚”这样的好(ba)意(gua)问候,是不是让广大的单身狗们无法辩驳?
同ドラマの中で、この風変わりな男女は全くこのような悩みは抱えていない。恋愛や結婚に対して、二人は人とは全く異なる考えを持っているからだ。以下は、ドラマの中で登場する、人から結婚を急かされた時の絶妙な切り返しだ。早急に学んでもらいたい。
《约会~恋爱究竟是什么~》中的这对奇葩男女却完全没有这样的烦恼,对恋爱和婚姻,他们有让人完全“毁三观”的理解,以下这些金句绝对是还击逼婚的绝佳技能,各位赶紧get起来!
○結婚とは、お互いが有益な共同生活を送るための契約に過ぎない。恋愛なんてクソの役にも立たない。
●婚姻只是为了互相过上有益的共同生活,恋爱这东西有屁用。
○結婚は単に契約に過ぎない。愛情などという数値化できない不確定要素を基盤に人生を設計するなんて非合理的だ。
●婚姻只是一种契约,以爱情这种不能数字化的不确定要素作为基础,来设计人生是不合理的。
○恋愛なんかしたって何の成長もしない。むしろそんなものにうつつを抜かしている人ほど精神的次元が低い。人生にはもっと大事なことがたくさんある。
●谈恋爱才不会让人成长呢,那些被恋爱迷得神魂颠倒的家伙,才是精神层次低的那方,人生还有很多重要的事情!
○恋愛なんてものは、性欲を美化した表現にしか過ぎないと芥川龍之介も言っている。
●芥川龙之介说过,恋爱这种东西是对性欲的美化。
○本来恋愛と結婚は別物だ。昔は家と家が勝手に決めるのが普通だった。結婚式当日に初めて顔を見たなんてケースも珍しくなかった。離婚率は今よりずっと低かった。恋愛結婚が増えるに従い、未婚率と離婚率が増え、出生率が低下している。この現実をどう説明するのか?
●本来结婚和恋爱就不是一件事,古时候父母之命、媒妁之言就很常见,婚礼当天才初见对方的情况也不少,没有爱情基础,但是离婚率却低得多。随着恋爱结婚的增加,未婚率和离婚率增加了,出生率变低了,这个事实要怎么解释?
○フランスの哲学者モンテーニュはこう言っている。美貌や愛欲によって結ばれた結婚ほど失敗をする。湧き立つような熱い歓喜は何の役にも立たない。
●因为美貌和爱欲促成的婚姻必会失败,沸腾般的喜悦毫无用处。