国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産政府間委員会第8回会議が4日、アゼルバイジャンバクーで開催された。審議の結果、中国の「珠算」がユネスコ無形文化遺産に登録された。 珠算とは、算盤(そろばん)という道具による数字の計算のことで、中国の4大発明に加えて「5大発明」とも言われ、すでに中国国家級無形文化遺産に登録されている。 中国珠算暗算協会の蘇金秀?副会長は、珠算がユネスコ無形文化遺産に登録されたことについて、次の通りコメントした。 コンピュータテクノロジーの発展にともない、珠算の持つ計算機能はだんだんと影が薄くなりつつある。だが、伝統的な珠算は、今でも粘り強い生命力を備えている。今回、珠算がユネスコ無形文化遺産に登録されたことで、世界で珠算のことを知り、理解する人が増え、中華民族の誇りを強め、珠算文化の発揚と保護に関わる人が増えるだろう。
中国珠算登入世界非物质文化遗产 联合国教科文组织保护非物质文化遗产政府间委员会第八次会议4日在阿塞拜疆巴库通过决议,正式将中国珠算项目列入教科文组织人类非物质文化遗产名录。 珠算是以算盘为工具进行数字计算的一种方法,被誉为中国的第五大发明,此前已被列入中国国家级非物质文化遗产名录。 中国珠算心算协会副会长苏金秀在珠算申遗成功后b表示,随着计算机技术的发展,珠算的计算功能逐渐被削弱,但是古老的珠算依然有顽强的生命力。今天珠算成功申遗,将有助于让更多的人认识珠算,了解珠算,增强民族自豪感,吸引更多的人加入到弘扬与保护珠算文化的行列中来。