毎日顔を合わせる職場の人同士であっても、最低限のマナーは必要。このページでは社内業務での敬語・言葉遣いのNG例と、その正しい使い方を解説します。
即便是每天见面的公司同事之间也需要最低限度的礼貌。本篇将举例介绍公司业务中的敬语和用语的禁忌。并说明其正确用法。
最近のビジネスパーソンには、指示や連絡を受けたときの返事として「了解」、「了解です」という言葉を使う人が多いようです。しかし、「了解」というのは、「相手の考えや事情を分かった上で、それを認める」という意味のある言葉。本来は、部下が上司に「15分遅れます」と連絡したときに上司が「了解」と言うように、上から相手を見て許す場合に使うものです。目上の人への返事としては、「かしこまりました」、「承知いたしました」が最適。それでは少し堅すぎると感じる場合には、シンプルに「分かりました」でもかまいません。
据说最近的商务人士在接受指示以及联络时,很多都会用“明白”、“我明白了”来作答。可是,所谓的“明白”是指“在了解对方想法以及情况的基础上来认可这件 事”的意思。原本“明白”就是用于由上到下允许对方的情况,比如部下联系上司说“我会晚到15分钟”时上司才回答“明白”。要回答上 级,最适合的回答是“かしこまりました”、“承知いたしました”。如果觉得这两个太生硬,那么简单回答“分かりました”也没问题。
「~になります」というのは、基本的には「今日は夜から雨になります」というように、物が変化していくことを表す言い方。敬語と勘違いして使っている人が多いのですが、正しい敬語ではなく、日本語としておかしな表現です。正しい言い方は「お手洗いは、突き当たりにございま す」。「ございます」は丁寧語で、「です・ます」をさらに丁寧にした言い方です。「~になります」を癖にしてしまうと、「~にございます」という正しくき れいな敬語を使う機会がなくなってしまうので、使わないようにしましょう。
“~になります”通常用于事物产生变化的表达方式,比如“今日は夜から雨になります(今天晚 上会开始下雨)”。很多人都误以为这是敬语而用错,这并非正确的敬语,就日语来说这种表达也欠妥。正确的说法是“お手洗いは、突き当たりにございます”。“ござ います”是郑重语,是比“です・ます”更加郑重的说法。如果用惯了“~になります”的话,就没机会使用诸如“~にございます”这种正确而优美的敬语了,所以别再用错误的词语啦。
「ご苦労様です」は、一見、丁寧なようですが、実は目上の人が自分より目下の人や、雇い主が従業人に向かって言うねぎらいの言葉なので、上司に向かっていうのは失礼です。上司に「ご苦労様」と言われてもそのまま返さないように気をつけましょう。基本は「お先に失礼いたします」、「お先に失礼させていただきます」でOK。「特に何もないようでしたら、お先にさせていただいてもいいですか?」 というように「何かあればお手伝いします」というニュアンスをこめた言い方をすると、より丁寧になり、やる気も伝わります。
“ご苦労様です(您辛苦了)”乍看很郑重,可实际上是上级对下级、老板对员工所说的慰劳的话,自己对上司说就失礼了。即使上司对自己说“ご苦労様”也要注意别将就又把这句话返回去。通常说“お先に失礼いたします(我先走了)”、“お先に失礼させていただきます(我先走了,您忙)”就OK。再比如“特に何もないようでしたら、お先にさせていただいてもいいですか?(如果没什么事我就先告辞了,行吗?)”,这种说法还内含有“如果有事我来帮忙吧”的语感,会更加郑重,还能把你的干劲传达给对 方。
「すみません、用事があるので行けません」も日本語として間違いというわけではありませんが、いきなり謝罪から入ると、嫌がっているような印象を与 えます。言い方によっては、上司は気を悪くするかもしれません。断るときには、まず感謝の言葉で入り、最後にまた誘ってほ しい気持ちを表すと失礼にならず、好印象を与えることができます。
“すみません、用事があるので行けません(抱歉,我有事去不了)”这句话 就日语本身来说没错,可是一来就道歉会给人不好的印象,有的时候,一句话不对还可能让上司生气。要拒绝的话先要从感谢切入,最后再表达出希望对方能再次邀请自己的心情,这样就不会失礼,还能给对方良好的印象。
これと似たケースで、残業を頼まれたときに断りたい場合には、「やりたいのはやまやまなのですが、ちょっと別 の仕事がありまして。明日であればできます」というふうに、やる気と代案を示すといいでしょう。
与此类似的还有,别人拜托自己加班想回绝 的时候,可以回答说“我也很想加班,可是还有别的工作,明天的话就没问题了”,像这样展示出干劲并提出代替方案是最好的。
总结:
ビジネスシーンでは目上の人に敬語を使うのが基本。しかし、社内では、部長など地位の高い上司には丁寧な敬語を使って、仲の良い先輩には少しくだけた言い方を使うなど、その人との距離感によって使い分けも必要です。相手が上司でも、飲み会の席でもずっと敬語で押し通していると、なかなか距離が縮まらないもの。
商务上跟上级说话用敬语是基本功。可是,在公司内部对部长等地位高的上级用郑重的敬语,关系好的前辈用稍微亲近点的说法,根据人与人间的亲近感来区别使用也是必要的。即使对方是上司,可在酒席上还敬语个没完,那可没办法拉近彼此的距离。
できる人は、まず飲みに誘われたとき「本当ですか?お供させていただきます。ありがとうございます」ときちんとお礼を言いますが、飲み会の席では「だから部長、そういう考えは古いんですよ」などと平気で言います。そして、解散するときには「本日は、大変ごちそう様でした。いろいろ失礼なことを言いました」としっかり締めます。そんなふうに状況に応じてうまく言葉を使い分けると、上司に可愛いと思われるものです。
像样的人在别人邀请自己去喝酒时首先会郑重道谢说“真的吗?请务必让我参加,非常感谢”,然后在酒席上就能轻松自在的说“所以说部长您的想法过时了”。然后,在散伙的时候还是要善始善终,说一句“今天承蒙款待了,还胡乱说了些失礼的话,很抱歉”。像这样根据情况来善加区分言辞的使用,会让上司觉得你很可爱。