商務貿易日本語シリーズの特長と内容
目 的:日本語でビジネスをしようとする時、外国人にとって障壁となるのは、ビジネス会話特有の表現や複雑な敬語、ビジネスマナー、ひいては日本独特の考え方·習慣といったものです。それらを無理なく学習でき、日本語の自然な表現を身に着けられるように、本書は作られました
対象者:中級以上の日本語学習者で、日本の会社、日本人とビジネスをしようとしている人、日本の会社に入りたいと思っている人。また社会人としての日本語の知識やマナーを身に着けたい人。
特 長:本シリーズは日本の会社に入社したバナン出身の外国人(バナンは架空の国です)ユーリン·ロウを主人公にした物語です。ユーリン·ロウが、日本のビジネス習慣に戸惑ったり、失敗をしたりしながら、次第に営業マンとしての日本語とマナーを身に着けていく様子が大きなストーリーとなっていますので、主人公の成長に合わせて、学習者の日本語も磨かれていくことと思います。
◎その他の大きな特長としては
·教科書にありがちな不自然な会話を排除し、即、現場に立てるような実践的会話を取り入れました。
·日本のビジネスは敬語に始まり敬語に終るとも言われます。この本では敬語が自然に口をついて出てくるように配慮しました。
·たとえ日本語が話せても、日本式ビジネスマナーを知らなければ、ビジネスでの成功は得られません。そこで重要と思われるポイントには図表を使い、特に詳しくマナーの説明をつけました。
·ビジネスレターだけでなく企画書·報告書·礼状·あいさつ状など、書き方の資料として使えるよう、たくさんの例をつけました。
·本文に取り上げなかったマナーや日本に関する知識、知っておいたほうがいい慣用表現などをちょっとひといきとしてコラムにまとめました。
内 容:本シリーズは80の場設定により、ビジネス日本語が学べるようになっています。全体は出勤編、電話編、会議編、出張編、応対編、接待編の6つに分けられます。
出勤編 1課~12課
ビジネスマンとしての基本的な会話と知識を身に着ける。特に重要な挨拶、他社訪問や名刺交換の仕方などについて学ぶ。
電話編 13課~25課
取り次ぎ、伝言の受け方から間違い電話への応対まで、仕事をする際に必要となる電話の受け答えが網羅されている。
会議編 26課~40課
訪問客への応対や会議での発言の仕方のほか、案内、知、企画書といったビジネスレターの書き方を学ぶ。
出張編 41課~51課
これまでに身に着けた表現をもとに、出張に関する手配やその報告の仕方、研究会での発表の仕方などを学ぶ。
応対編 52課~67課
冠婚葬祭、贈答、食事などのマナーを紹介する。問い合わせへの応対、訪問の申し込み、苦情処理などについても学ぶ。
接待編 68課~80課
営業マンとして細心の注意を要する取引先との折衝、接待などについて、より実践的な表現を覚える。
抢救上班族:电话日本语
出版社:南开大学出版社 天津电子出版社
作者:日本CLC语言与文化中心 著
本套书籍是抢救上班族日语系列,随书附带光盘,帮助练习口语听力。本系列书籍可用于点读笔点读学习。
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