【职场新人】“杂活儿”中的大智慧

   2015-04-29 198
核心提示:入社したての新人や未経験者は、最初のうちは使い物になりませんから、仕事らしい仕事をさせてもらえないことが多いでしょう。初

入社したての新人や未経験者は、最初のうちは使い物になりませんから、仕事らしい仕事をさせてもらえないことが多いでしょう。初歩的な定型業務や、上司や先輩からその場で頼まれる雑用をこなすことが役目になります。

刚入社的新人和没有工作经验的人,刚开始时在工作上做不了什么事,所以一般不会被交付正规工作的内容。能做的也就是初步的固定业务,以及上司和前辈即时托付的杂差。

最初のうちは、それを処理することで精一杯ですが、慣れてくるにつれて「こんなことやるために会社に入ったんじゃない」と思うようになります。そういう気持ちで悶々と過ごしている人は多いでしょう。私も経験があるので、とてもよく分かります。

开始时会努力去处理,但随着渐渐熟悉,也会有想法:我不是为做这个进的公司。抱着这种想法闷闷度日的人肯定很多。我也有这种经历,所以非常理解。

私はかつて、1年以内の退職を繰り返していました。転職するたびに雑用ばかりやらされて、「面倒くさいしやりたくないな」と嫌になって辞めていたわけです。前職に採用になった28歳の時点でも、ほとんど未経験者と同じスキルだったので、やはり雑用から始めざるを得ませんでした。

我之前不止一次不满1年就辞职。而每次跳槽还是只被支配些杂差,然后因为“麻烦的很不想做”辞职。得到上份工作时已经28岁了,但因为和没有经验的人基本上一个水平,还是不得不从杂事做起。

しかし、そのころまでには、少し成長していて「結局どこへ行っても雑用は付いてくる。これは試練だ」と考えられるようになっていました。雑用は、その人の仕事への姿勢を見るための試験のようなもので、小さな仕事も満足にできない人に大きな仕事を任せることはできないということに気づきました。周囲の人は、あなたが雑用をしっかりこなすのを確認することで、安心して仕事を任せることができるのです。

但这时已经有所成长,想法发生了改变:到哪去都是做杂差,这是种试炼。杂差就像是对一个人工作态度的考验,连小事都做不好的人,是无法把重要的工作交给他的。周围的人只有确认你能把杂差踏实做好了,才会安心地把工作交给你。

それでも雑用に対してネガティブな見方が消えない人は、このように考えるといいのではないでしょうか。

即便如此还是不能消除对杂差偏见的话,这么想怎么样呢?

「こんな簡単な仕事で給料がもらえるなんて、ありがたいよな」
いつまでもこんな考えでは良くないですが、まずは自分にとってプラスに思えるように、こじつけてみることです。いずれ訪れる大きな仕事のチャンスまで、目の前に与えられた仕事をマスターすることを心がけましょう。

“这么简单的工作也能拿工资,真是难得”
一直这么想事不太好,但首先试着勉强自己往积极方面考虑。在重要的工作到访之前,用心掌握好眼前被交付的工作吧。

なにしろ、小さな仕事は「どのような意識でその仕事に取り組むか」によって、得られるものがずいぶん変わってきます。私が経験した雑用の1つに、部内の郵便物を宛先別に分けて配布するという仕事がありました。最初は分からないことばかりで、何も考えずに分けて配っていたのですが、そのうち「人事に関する仕事にも、いろいろな業者さんがいるんだな」と思うようになりました。

总之,根据对不太重要的工作的处理态度的不同,所得到的也会有很大差别。在我做过的杂差中,有把部内的邮件按收件人姓名地址分开散发的工作。刚开始什么都不知道,什么也没想就那么分拣散发,但渐渐地了解到“人事相关的工作也有各种各样的同行啊”。

そして、面白そうな会社のウェブサイトを調べてみたり、特に興味のあった会社には自分から連絡して担当者にこっそり来てもらったりしていました。そうすることで視野が広がり、知識も増えていきました。最初の雑用を、単に「郵便物の配付」としてしか考えていなかったら、得るものは少なかったと思います。

而且,也曾进过看起来很有意思的公司的网站,联系特别感兴趣的公司并且悄悄地邀请了负责人。这些经历开阔了视野,也增长了知识。如果不把开始的杂差仅仅当作“邮件配发”看,会收获很多。

『クビ!論』で有名な梅森浩一氏は、著書『ボスと上司』の中で雑用――彼の言葉でいうと「クソな仕事」――の効果を、次のように述べています。

以《解雇!论》一书出名的梅森浩一在著书《BOSS和上司》中这样描述了杂差——用他的话说是“大便工作”——的效果。

「あなたのことを本当に一人前にしようとしている「上司」なら、かならず「クソな仕事(汚い表現ですがご勘弁ください)」をさせるはずです。なぜなら、…仕事というのは実際にやってみればなんのことはない、その99パーセントがクソな仕事の積み重ねですから、将来人の上に立つリーダーのあなたが、そのことを知らずしてちゃんと会社(組織)を引っぱることなど不可能だからです」

“想把你培养成能独当一面的员工的‘上司’,肯定会交给你一些‘大便工作(表达方式有些粗鲁请谅解)’。为什么呢?…所谓工作实际上做来看的话也没什么,其99%都是大便工作,将来要在其他人之上做领导的你如果不知道这个道理,就没办法领导公司(组织)。”

このように、雑用経験は、将来のリーダーにとって必要なことです。部下の仕事が分からないと指導もできませんし、部門の仕事も管理できません。突出したスキルのない凡人は、雑用を積み上げていってこそ大きな仕事にありつけることを念頭におき、昇進·昇格する手段と考えるのもいいかもしれません。そういえば天下人·豊臣秀吉も、織田信長の草履取りから出世したのではなかったでしょうか。

如上,杂差经验对以后的领导来说是必不可少的。不了解部下工作的话没办法指导,也无法管理部门的工作。没什么突出技能的普通人只有积累杂差经验才能做重要的工作——或许也可以心怀这种想法,把做杂差当作晋升的手段。说来,天下人丰臣秀吉不也是从给织田信长拿草鞋出世的吗?

 
标签: 走进日企
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