新人SEユウジ君のIT英語奮闘記
第3回:「Spaghetti code」
入社2年目ユウジ君は、なり立てホヤホヤ新人SE。今日も頑張る、涙のIT英語奮闘記
ユウジ君のプロジェクトが、いよいよ開発段階に入ったようです。メインプログラマーとして活躍するシン君。でも、なんか不満そうですよ。
ユウジ:(なんかここんとこ、シン君の機嫌が悪いんだよね、会議で言えない悩みでもあるのかな)「シン君、調子はどう?最近、毎日、遅いみたいだけど、疲れてるんじゃない!?何か僕にできることがあったら言ってね!」
シン:「Thanks Yuji. I’m OK. My workload isn’t so heavy.」
ユウジ:「本当に?それならちょっと安心だけど。ここだけの話、初めてSEとして、担当させてもらって結構シン君に迷惑かけてるんじゃないかと思って、心配なんだよね」
シン:「大丈夫だよ、ユウジ、君はよくやってるよ!」
ユウジ:「ありがとう、シン君にそう言ってもらえると嬉しいけど、本当に大丈夫?確かシン君はBチームが作ったプログラムの最終チェックをしてるんだよね」
シン:「Yeah, I’m checking their source code. I’ve never seen such bad spaghetti code.」
ユウジ:(スパゲッティ?は!!??)
シン:「Who is the team leader? He must be a real cowboy!」
ユウジ:(スパゲッティにカウボーイ??え!!??)「えっと、シン君、spaghettiとか、cowboyって、どういうこと?」
シン:「ごめん、ユウジ、調子に乗ってしまいました、spaghettiは『こんがらがった』って意味です。cowboyは『後先考えてない人』のことですね。」
ユウジ:「なるほど、シン君はBチームの書いたプログラムがこんがらがっていて、Bチームのチームリーダーが悪いって言いたいんだよね。でも、プログラムをチェックして、スパゲッティ状態じゃない、綺麗なプログラムにするのがシン君の仕事なんだからさ!シン君の気持もよく分かるけど、彼らも一生懸命なんだから、悪く言っちゃいけないと思うよ!」
シン:「Thank you, Yuji, I understand what you're saying. You mean I should be wearing their hats.」
ユウジ:(なんで、ここでまたハットが出てくるんだろう?えっと、よく分かんないけど、ちょっと機嫌がよくなったみたい、かな!?)「そう、そうだよ、シン君、Bチームには僕からそれとなく伝えておくからさっ!後ちょっと頑張ろうよ!」
ユウジ君、英語に苦労しながらもシン君を励ましていましたね。