新人SEユウジ君のIT英語奮闘記
第5回:「Watchdog」
入社2年目ユウジ君は、なり立てホヤホヤ新人SE。今日も頑張る、涙のIT英語奮闘記
さぁいよいよ、開発したシステムを本稼動させて運用を開始するステージになりました。ユウジ君の初めての案件はうまくいくでしょうか?
ユウジ:「いよいよ最後の段階ですね。カズコさんやシン君にはいろいろとご迷惑をお掛けしましたけど、なんとか納品できそうです。本当にありがとうございます。」
カズコ:「ユウジ君、まだテスト運用中でしょう。安心するにはちょっと早すぎるわよ!せめて運用を開始してから三ヶ月は様子を見ないとね。」
ユウジ:「そうですけど、この一ヶ月のテスト運用でも何も出てませんから、きっと大丈夫ですよ。」
(アラート音)
ユウジ:「えっ、なに、この音!!シン君、なにか起きたの?」
シン:「I’m receiving watchdog messages saying Fatal error.」
ユウジ:(あれ?緊急?どうしたんだ!?)
カズコ:「ほら、来た、異常終了よ。今がテスト運用中だったのは不幸中の幸いだったわ」
シン:「OK, It appears to work well. I tested it using this old machine as a crash-and-burn machine.」
ユウジ:(あれ、クラッシュじゃないの?シン君、余裕そうな顔してるけど...)
カズコ:「そうか、今日は負荷をかけるテストの最終日だったわね。この時間にエラーが出るってことは予定された負荷を全部クリアーしたってことかしら...」
シン:「Yes, Kazuko-san. We performed system tests that we rarely do, because we had enough time.」
ユウジ:「I see.Good Job!」
カズコ:「あら、ユウジ君、今のシン君の英語を分かったの?成長したのね」
ユウジ君、やっとカズコさんにも褒められました。システムも無事に納品できそうです。