【誤】○○は本日休みをいただいております ⇒ 【正】○○は本日休みをとっております。
自分の会社を休んでいるのに「いただく」では、へりくだった表現になってしまいます。社外の人に伝えるときは気をつけましょう。
在自己公司内部表达休息时,使用「いただく」具有谦逊的色彩。但是对公司外部的人要多加注意哦~
【誤】了解しました。 ⇒ 【正】承知しました。(かしこまりました)
使うシーンとしては、同僚もしくは部下に対してであればOKですが、お客様や目上の方に対して使うときは、『承知しました』や『かしこまりました』という敬語を使うようにしましょう。
就使用的场景来说,对同事或者部下都OK,但是当我们对待客户和长辈时,还是使用『承知しました』和『かしこまりました』吧~
【誤】どちらにいたしますか? ⇒ 【正】どちらになさいますか?
「いたします」は謙譲語なので間違い。尊敬語に直しましょう。
因为「いたします」是自谦语所以错了,改成尊敬语吧~
【誤】○○様でございますね。 ⇒ 【正】○○様でいらっしゃいますね。
「ございます」は丁寧語なので、敬意を示す人に対して使う言葉ではありません。
「ございます」是礼貌用语,所以不用来对人表示敬意。
【誤】ありがとうございました。 ⇒ 【正】ありがとうございます。
今、目の前にいる人と話している接客においては、過去形をつかいません。
如今,和眼前的人说话时不使用过去式。
【誤】どうぞ、お座りください。 ⇒ 【正】どうぞ、おかけになってください。
「お座り」は、動物に命令する時につかう言葉の印象が強いため、人に対してはつかいません。
「お座り」多用于命令动物,所以不对人使用。
【誤】こちらの使い方をお教えいたします。 ⇒ 【正】こちらの使い方をご説明します。
「教える」というのは、目上の人から目下の人への行為。謙譲語の表現として「お教えする」という言葉はありません。
所谓「教える」,是长辈对晚辈的动作。自谦语中没有「お教えする」这种说法。
【誤】コーヒーと紅茶どちらにいたしますか。⇒ 【正】コーヒーと紅茶どちらになさいます。
「どちらにいたしますか」は謙譲語と尊敬語を取り違えている。正しくは「どちらになさいます」です。
「どちらにいたしますか」是自谦语和尊敬语弄错了的表现,正确的应该是「どちらになさいます」。
【誤】上司にも申し上げておきます。 ⇒ 【正】上司にも申し伝えておきます。
社外の人に対して自分の上司を高める表現になっているので間違い。
面对公司外部人员时,这里表现得抬高了自己的上司,所以错了。
【誤】ご拝読いただきありがとうございます。 ⇒ 【正】ご覧いただきありがとうございます。
「拝」は、謹んでという意味の謙譲語で自らの行為をへりくだる際に使うもの。尊敬語と取り違えて使用しているので注意。
「拝」是带有恭敬意味的自谦语,在表达自己行为的谦逊时使用。这里和尊敬语弄错了,需要注意一下。
【誤】おわかりいただけたでしょうか。 ⇒ 【正】ご理解いただけたでしょうか。
目上の人にはこちらを使ったほうがよいです。
对前辈还是这样使用更好哦~
【誤】詳細は彼にうかがってください。 ⇒ 【正】詳細は彼にお聞きになってください。
「うかがう」は謙譲語です。
「うかがう」是自谦语。
【誤】お求めやすい商品です。 ⇒ 【正】お求めになりやすい商品です。
「お飲みやすい水」とはいいませんよね。「お飲みになりやすい水」と同じです。
正如我们一般不会说「お飲みやすい水」一样,也一般不说「お飲みになりやすい水」。
【誤】ご注意してください 。⇒ 【正】ご注意ください。
「お(ご)~する」は謙譲表現。
「お(ご)~する」是自谦的表现。
【誤】ご夫婦でまいりませんか 。⇒ 【正】ご夫婦でおいでになりませんか。
「まいる」は謙譲語です。
「まいる」是自谦语。
【誤】佐藤様でございますね。 ⇒ 【正】佐藤様でいらっしゃいますね。
この場合は敬語を使いましょう。
这种场合下还是使用敬语吧~
【誤】部長が申されましたことですが 。⇒ 【正】部長がおっしゃいましたことですが。
「申す」は「言う」の謙譲語です。目上の方に「言ってください」と言うときは「お申しください」とは言わず「おっしゃってください」と言います。「申し出る」というのは謙譲語の表現です。
「申す」是「言う」的自谦语。想对前辈说“请说”时,不说「お申しください」,而应该说「おっしゃってください」。「申し出る」是自谦语。
【誤】こちらでよろしかったでしょうか。 ⇒ 【正】こちらでよろしいですか。
今、目の前にいる人と話している接客においては、過去形をつかいません。
如今,和眼前的人交流时,不使用过去式。
【誤】ぜひお会いしたいのですが 。⇒ 【正】ぜひお目にかかりたいのですが。
これも間違いではありませんが、よりこなれた敬語を目指すのであれば、「お目にかかる」の方が丁寧な表現です。
虽然这不是错误的,但我们的目标是更加自然准确的敬语,使用「お目にかかる」的话,表现得更为尊敬哦~
【誤】皆様でお食べになってください。 ⇒ 【正】皆様で召し上がって下さい。
これも間違いではありません。でも少し不自然ですので「召し上がる」を使いましょう。
这也不是真正意义上的错误,但有些不自然,所以还是使用「召し上がる」吧~
【誤】あちらで伺ってください。 ⇒ 【正】あちらでお聞きください。
「伺う」は謙譲語です。「聞く」の尊敬語の「お聞きになる」を使う。自分が聞きたいときは、「お伺いしてもよろしいでしょうか」を使う。
「伺う」是自谦语。「聞く」的尊敬语是「お聞きになる」。自己想问别人问题时,可以使用「お伺いしてもよろしいでしょうか」这个句型。