今や本来の目的とは異なる使用をする人も増えた「マスク」
现在很多使用“口罩”的人,其目的与原来不同
一種のファッションとして、あるいは「仮面」のような使い方でマスクをかける事例がある。これ(行為そのものや行為対象者)を伊達眼鏡と同じ考え方で「伊達マスク」と呼んでいる。
戴口罩作为一种时尚,或是“假面具”那样的使用方式也是有的。这种与装饰眼镜类似的主张,被称为“装饰口罩”。
若者世代には「人と話さないで済む」「顔を見られずに済む」という声もあるのだとか。マスクに「心理的なものを隠す」という機能を見出しているようです。しかし、場合によっては、“伊達マスク依存症”“伊達マスク症候群”などとして、専門家が警鐘を鳴らすケースも。
年轻一代认为这样做“就能避免与人交流”、“别人看不到自己的脸”,继而使戴口罩成为“隐藏内心”的一种手段。不过有时候,“装饰口罩依赖症”、“装饰口罩症候群”等现象,让专家们敲响了警钟。
海外の方は「マスク姿」が異様に見えるという
外国人觉得“戴口罩的样子”很奇怪
海外の人が日本に着いて驚くのが成田空港で多くの人がなぜかマスクをしているという風景だそうです。特に冬は凄いですよね。それからこれから長いフライトとなるためにメイクをしていない人達が伊達マスクをしているなんてのもあるかもしれません。
外国人到了日本,在成田机场里看到那么多戴着口罩的人,觉得很惊讶。尤其是冬天的时候,这种现象特别严重。也许是因为马上就要开始长途飞行了,没化妆的女人们就戴口罩了吧。
日常的にマスクを使用する習慣は無い
平常没有佩戴口罩的习惯
アメリカに長く滞在している人は気付くかもしれないが、アメリカ人はマスクをしない。
长期居住在美国的人可能会注意到,美国人是不戴口罩的。
欧米においては日常生活の中でマスクをすることはきわめて少ない。実際に花粉症のセルフケアとしてマスクをせよという方法が紹介されることも少ない
在欧美的日常生活中,人们极少佩戴口罩。实际上,也不会推荐人们戴口罩来自我保护,避免花粉症。
フランスをはじめ多くの国では、マスクは医療用や清掃用に限られ、公共の場所で用いると、覆面にも近いイメージで見られてかなり怪しまれる、ということを聞いたことがあります。
法国等众多其他国家,口罩是作为医疗及清洁时使用的物品。据说如果在公共场合使用口罩,看起来就像是蒙面一般,显得特别怪异。
「マスク着用」=「病人」
“佩戴口罩”=“病人”
体調の安全を考えれば、本当はマスクをつけて外出したいのですが、ヨーロッパではマスクを付けるという習慣がありません。「マスクを付ける人=入院中の瀕死の重病人」というのが欧米の常識ですから、マスクをしていると、みんな驚いて逃げていきます。
如果考虑到健康状况,应该是佩戴口罩外出的,但在欧洲却没有这样的习惯。因为欧美地区有着“佩戴口罩的人=入院的临终重病患者”这一认知,如果你戴着口罩,大家肯定会惊慌失措并远离你的。
「欧米では、感染者がほかの人にうつすのを防ぐためにマスクをするので、健康な人はマスクをしないわけです」
“在欧美,只有患病的人为了防止传染疾病给别人,才会戴上口罩,健康的人是不戴口罩的。”
もちろんマスクをする地域もある
当然也有地区是习惯戴口罩的
一般に日常生活の中でマスクをすることに抵抗がないのは、日本をはじめとしたアジアである。とくに東南アジアや東アジアの都市部では、排ガスに含まれる粉塵などを吸わないよう、オートバイに乗るときにマスクをするのが一般的な地域もある
在平常的生活中,以日本为首的亚洲国家对于戴口罩一事就没什么抵抗情绪。特别是东南亚和东亚的一些城市,为了防止吸入含有废气的粉尘,驾驶摩托车时佩戴口罩是常有的事。
乾燥地域や公害がある地域では防塵マスク、寒冷地では防寒マスクとして機能している。
在干燥或有公害的地区会戴上防尘口罩,而在寒冷地区,口罩还具有保暖功能。