先日ブログのほうに、「思い出せない名前がある」という記事を書きました。
前几日我在自己的博客里写了这样一篇文章,名为“有些名字就是想不起来”。
その記事で私の場合の例として挙げたのが女優の中谷美紀。彼女の名前を思い出そうとするとどうしても「藤谷」という姓が浮かんでくるのです。決して藤谷美紀と混同しているのではなく、中谷美紀の私にとっての印象がどうしても中田・中谷系ではなく不思議に藤田・藤谷系なのです。
在那篇文章中,我举了个自己的例子,那就是女演员中谷美纪的名字。回想她的名字时老是会出来“藤谷”这样的姓。我绝不是把她跟藤谷美纪搞混了,而是中谷美纪给我的印象莫名的就成了藤田•藤谷型,而非中田•中谷型。
そういうわけのわからないことって時々あります。
像这种莫名的事情时常会有发生。
同じような例で、北海道日本ハムファイターズの多田野投手。私はこのチームの長年のファンなのですが、彼の名前を思い出そうとすると出てくるのが「入来」という苗字です。ともに大リーグ経験者ということで一緒くたになっているわけではありません。私からすると、多田野投手がどう見ても多田野っぽくなく、苗字的には入来っぽいのです。
举个类似的例子,日本职业棒球队Hokkaido Nippon-Ham Fighters的多田野投手。我是这个队常年来的忠实粉丝,但回想他的名字时总会出来“入来”这个姓(队里另一投手),并不是因为他们都参加过美国超级棒球联赛所以才搞混了。在我看来,多田野投手怎么看都和多田野这名字不搭,从姓氏来看还是和入来比较搭一些。
一方、会社では濱名くんと尾島くん(一応両方とも仮名)がいつも分からなくなっていました。これも混同しているのではありません。濱名くんの名前を思い出そうとすると、何故か彼の同期の尾島くんが出てくるのです。私にとっては濱名くんにはどう考えても「濱名」という姓はふさわしくなく、「尾島」という姓こそがふさわしいのです。その結果、濱名くんが尾島くんになってしまうので、必然的に尾島くんが濱名くんにならざるを得なかったのです。
另外,我在公司里也总是分不清滨名君和尾岛君(这俩人都暂且用了化名)。这也并非是因为我把他俩搞混了。我在回想滨名君的名字时,不知为何出来的却是和他同期进来的尾岛。就我个人而言,滨名君怎么看都和他的姓不搭,倒是比较适合尾岛这个姓。于是结果就是,滨名君成了尾岛君,而尾岛君就不得不变成了滨名君。
ところが、ある日その濱名くんが私の部下になりました。そうなるとさすがに彼を尾島くんだと勘違いするようなことはなくなりました。ところがその結果、尾島くんの苗字がどんなに考えても出てこないようになってしまったのです。
不过后来有一天,那个滨名君成了我的手下。这样一来,我还真没把他再想成是尾岛了。结果,尾岛的名字我又怎么想都想不起来了。
ま、しかし、考えてみたら、こんな風に職場で直接関係のある人や仕事上で深い繋がりのある人についてはあまりそういうことはありません。我ながら何故かなと考えてみると、理由は簡単で、憶えようとするから憶えるのです。
当然,想想也知道,像这样在职场中有着直接关系的或者在工作中接触颇多的人一般不会发生这样的事情。我也在想到底为什么会这样,理由很简单,因为想要去记住所以才能记得住。
女優やプロ野球選手の名前であれば、特別にファンであるなら自然に憶えるものですが、そこまでの思い入れもなければ別に一生懸命覚える必要はありません。そういう人の場合、ときどき「わけのわからないこと」が起こって名前が出てこなくなるのです。
像女星以及职业棒球选手他们的名字,要是忠实粉丝的话自然而然就记住了,可要是没有那么深的感情也没有必要非得记住。于是,莫名想不起名字的事儿就会发生在这些人身上。
では、私がどうやって名前を憶えているか。
那么,我是怎么去记别人名字的呢?
それは「関連付け」です。名前を単独で憶えようとするのではなく、その時思ったり考えたりしたことを一緒に憶えること、いや、初対面で名前を聞いたり名刺交換した時に、無理矢理でも何か考え何か思うことが大切なのです。で、そのことによって記憶が点ではなく線になってきます。
我用的是“联想法”,把当时脑子里出现的想法一块儿记住,而不是单独去记对方的名字,那啥,和别人初次见面,在听到对方名字或者交换名片时哪怕是强迫自己也要想出点什么,这点很重要。这样一来,记忆就会变成一条线,而不是单个点。
例えば、
•色白なのに「黒川さん」か、とか
•鼻の下「長井さん」か、とか
•ははあ、山田商店なのに「川田さん」か、とか
•この人やっぱり友だちからタナゲンさんって呼ばれてるのかな、とか
•顔も怖そうだけど名前も怖そうだ、とか
•めちゃくちゃガタイがでかいのに妙にこぢんまりした名前(笑)、とか
•「槌田さん」か、初恋の人と同じ苗字だ、とか
•そういえば小学校のクラスにも「東海林さん」っていたなあ、とか
•色白なのに「黒川さん」か、とか
•鼻の下「長井さん」か、とか
•ははあ、山田商店なのに「川田さん」か、とか
•この人やっぱり友だちからタナゲンさんって呼ばれてるのかな、とか
•顔も怖そうだけど名前も怖そうだ、とか
•めちゃくちゃガタイがでかいのに妙にこぢんまりした名前(笑)、とか
•「槌田さん」か、初恋の人と同じ苗字だ、とか
•そういえば小学校のクラスにも「東海林さん」っていたなあ、とか
举几个例子,
•比如,明明那么白却叫“黑川”
•比如,色迷迷的“长井”(注:鼻の下が長い/色迷迷)
•比如,哈哈哈,明明开的店是山田,名字却是“川田”
•比如,这个人果然被朋友们称为“タナゲンさん(游戏中人名)”啊
•比如,长得挺吓人的名字也挺吓人的
•比如,身体那么壮实名字怎么就那么雅致呢
•比如,他叫“槌田”啊,和我初恋一个姓哎
•比如,这么说来,小学班里也有一个人叫“东海林”嘛
•比如,明明那么白却叫“黑川”
•比如,色迷迷的“长井”(注:鼻の下が長い/色迷迷)
•比如,哈哈哈,明明开的店是山田,名字却是“川田”
•比如,这个人果然被朋友们称为“タナゲンさん(游戏中人名)”啊
•比如,长得挺吓人的名字也挺吓人的
•比如,身体那么壮实名字怎么就那么雅致呢
•比如,他叫“槌田”啊,和我初恋一个姓哎
•比如,这么说来,小学班里也有一个人叫“东海林”嘛
なんでも良いから何かに関連付けてしまうと、後から「えっと、会社の名前と正反対の名前だった」とか、「昔のクラスメートと同じ珍しい名前だった」みたいなことで思い出せたりするものなのです。
不管什么都行,只要加上些有关联的事儿,比如“唔……那人的名字和他公司名字正好是相反的”、“和我以前同学的一样,是个很少见的名字”,回头就能因为这些而想起对方的名字。
ならば、全部そうやって憶えれば良いではないかと言われそうですが、残念ながら中谷美紀さんに対しては今さらそんなことをしようというほどの情熱もないのです。そして、往々にして、そういう人の場合に「わけのわからないこと」が起こって名前が出てこなくなるのです。
可能有人就想说,既然这样那都这么记不就好了嘛~遗憾的是,对于中谷美纪,事到如今我也没热情再去弄这些了。所以,对于这些人的名字,我就会莫名的想不起来了。
とは言え、これだけ何度も書いたら中谷美紀の名前は私の頭の中でかなり定着してしまいましたが(笑)
话说回来,写了这么多遍,中谷美纪的名字已经在我脑子里深深扎根了(笑)。
憶えるってそういうことではないでしょうか?
记忆就是这么回事儿吧?