新闻影展 阐述真相
大人の腕に抱かれて、幼い2人の子は眠っているように見える。だが、もう目を覚ますことはない。4歳の誕生日が間近だったムハンマドと、2歳の弟スハイブは、去年11月、イスラエル軍の空爆によって死亡した。その名で呼ばれた、あまりに短い生涯に胸が痛む
抱在大人的臂弯里,2个幼小的孩子看上去像睡着了似的,可是,他们再也不会苏醒过来了。眼看就要到4岁生日的穆罕穆德和2岁的弟弟赛义夫就是在去年11月的那次以色列军的轰炸中死去的。面对这两个被如此称呼的极为短暂的生命,不由地心中阵阵剧痛。
東京で開かれている世界報道写真展を見た(8月4日まで)。大賞はパレスチナ自治区のガザで撮影された。兄弟の亡骸を男たちがモスクへ運ぶ。民衆の「悲と憤」が声となって聞こえるような一枚である
我观看了正在东京举办的这次世界新闻报道摄影展(截止到8月4日)。荣获大奖的是一幅拍摄于巴勒斯坦自治区加沙的作品,一些男人们正在将自己兄弟的尸骸抬往清真寺。从这幅作品中我们仿佛听得见由民众的“悲与愤”汇聚而成的呐喊。
ニュース部門の入選作にはシリアでの写真が多い。去年の夏、ジャーナリストの山本美香さんが落命した地である。悲痛な一枚一枚が、「この真実を知ってくれ」と訴えてくる
新闻门类的入选作品以拍摄于叙利亚的照片居多。那里就是去年夏天记者山本美香女士以身殉职的地方。令人深感悲痛的这一幅幅照片仿佛在要求我们,“一定要记住这些事实真相啊!”
山本さんの言葉を思い出してみる。「紛争の現場で何が起きているかを伝えることで、世界が少しでもよくなれば」。シリアはいま泥沼だ。国連によれば死者は9万人を超えた。少なくとも1729人が10歳以下の子どもという
我们不妨回忆一段山本女士说过的话,“我想告诉人们在这战乱的现场究竟发生了什么,如果能够通过我的行动使世界走向美好,哪怕只是些许的美好,我的付出就没有白费!”然而,叙利亚如今正陷入战乱的泥沼,据联合国调查称死者人数已超过了9万,其中至少有1729人为10岁以下的孩子。
戦争の最大の犠牲者は?と問われれば、それは子どもではないだろうか。国家や大義の呪縛から一番遠くにいながら、大人どうしの憎悪に未来を奪われる。戦火は柔らかい心にも容赦ない傷痕を残す
谁是战争最大的牺牲者?当你被问及这一问题时,恐怕会回答说难道不正是这些孩子们吗?尽管他们站在距离国家及大义魔咒般束缚的最远端,可还是被成人之间的相互憎恶夺走了未来。战火在这些孩子们柔弱的心灵上肆无忌惮地刻下了伤痕。
写真の前に立てば、自分に何ができるのか無力感に襲われる。とはいえ惨事を止めうる国際世論も、つきつめれば一人ひとりの良心となろう。まずは知ることが大切だと思いたい。大きな理不尽を許してしまうのは、いつも「無関心」という怪物なのである。
站在照片跟前,觉得有一股无力感正向自己袭来,我到底能做点什么?可即便如此,倘若可以阻止惨祸发生的国际舆论也能将自身效用发挥到极致的话,恐怕每个人都会良心发现。首先,了解真相非常重要,我希望大家能够认识到这一点。之所以我们姑息这种大逆不道的现象存在,说到底就是因为“漠不关心”在作怪。
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